2011 石巻の日日【4月20日】はじめて石巻
投稿日:2012年4月2日
2011年4月20日
「大津波のあとに」監督の森元君と一緒に石巻にはじめて入った。
(彼の作品は、震災直後3月末の仙台、東松島、石巻の状況を伝える
貴重な記録なのです)
でこぼこの三陸道を石巻河南ICで降りるとイオンの巨大モールが見えた。
1Fフロアーは4月から再開してるという。駐車場には車がけっこうとまっている。
国道398号を直進。災害支援車、瓦礫を運ぶトラック、警察自衛隊車両とすれ違う。
他県ナンバーの車が多い。
町の景色が一変したのは、旧北上川を越えたところからだった。
家々の惨状が痛々しい。道路のアスファルトの舗装がはがれいたるところが
冠水している。信号機は停電して点いていないので、交差点で警察官が誘導していた。
3月末に森元君が拠点としていた湊小学校に向かう。昼過ぎに到着。避難所に
なっている小学校は車でいっぱいだった。校庭はドロドロだ。
校舎の入り口にはボランティアのテントがあり、人々がせわしなく動き回っている。
そしてサーカスのテントが建っていた。横にはボイラーが備え付けてある。
ここには独立したお風呂施設があった。
はじめての被災地、はじめての避難所。誰も知り合いもいない中で、
学校内を歩きながら人々の様子をただ見ているだけの1日目だった。
石巻専修大学にテントを張り宿泊。